韓国炭素ナノ産業協会(KCANIA)とのMOUを締結 ~Carbon Korea 2026にて調印式を実施~
金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター(ICC)は、このたび、韓国炭素ナノ産業協会(Korean Carbon Industry and Nano Industry Association、以下KCANIA)との間で、炭素材料および複合材料分野における研究・産業・人材交流の促進に関する覚書(Memorandum of Understanding、以下MOU)を締結しました。
また、本MOUの締結を記念し、2026年11月4日に韓国・ソウルで開催された「Carbon Korea 2026」のOpening Ceremonyにおいて調印式を実施しました。

■MOU締結の背景
近年、炭素繊維や複合材料は、モビリティ、エネルギー、航空宇宙、インフラなど幅広い分野において重要性を高めており、技術開発や産業化に向けた国際連携への期待が高まっています。
ICCは、先進複合材料分野における研究開発および産学連携活動を推進しており、日本国内外の企業・大学・研究機関との連携を通じて、社会実装を見据えた研究開発に取り組んでいます。
一方、KCANIAは韓国の炭素産業およびナノ産業の振興を目的とする団体であり、産業界、学術界、研究機関のネットワーク形成や国際交流を推進しています。
両者は、炭素材料および複合材料に関連する分野において、韓国と日本の交流および協力を促進することを目的として、本MOUを締結しました。
■MOUに基づく主な協力事項
本MOUでは、双方の関心、能力および利用可能なリソースに応じて、以下の分野における協力の可能性を検討していきます。
- 炭素材料、炭素繊維および複合材料に関する技術・産業情報の交流
- 韓国および日本で開催される会議、展示会、セミナー等に関する協力
- 企業、大学、研究機関、産業団体など関係者間の交流およびネットワーク形成
- 共同研究、技術開発、事業化、人材育成その他の共同活動の可能性の検討
- その他、双方が合意する協力分野
■Carbon Korea 2026での調印式
調印式は、韓国最大級の炭素産業専門展示会であるCarbon Korea 2026のOpening Ceremonyにて執り行われ、KCANIAおよびICCの代表者が署名を行い、今後の交流と協力に向けた意思を確認しました。
Carbon Koreaは、炭素材料や複合材料に関わる企業、大学、研究機関が集う国際的な交流の場となっており、今回のMOU締結を契機として、日韓両国をはじめとする関係機関とのネットワーク形成や情報交換のさらなる活性化が期待されます。
■今後について
ICCとKCANIAは、本MOUに基づき、炭素材料および複合材料分野における情報交換や人的交流を進めるとともに、企業、大学、研究機関のネットワークを活かしながら、新たな国際連携の可能性を探ってまいります。

