研究開発

PROJECTS

研究プロジェクト

現在の研究テーマ

「環境適合型複合材料」川中産業創出プロジェクト

研究開発期間
令和5年度~令和9年度

本プロジェクトは内閣府の「地方大学・地域産業創生交付金事業」として採択され、資源循環を実現する環境適合型複合材料の創出と地域企業への産業化、ならびに専門人材の育成について、金沢工業大学を核として取り組んでいます。

植物由来の繊維質・樹脂成分の活用した複合材料の創成に加え、デジタル技術を活用した低環境負荷成形システムの構築を進めています。こうした、材料とプロセス両面からのアプローチを進めることで、環境にやさしい複合材料の開発と、地域産業創生によるサプライチェーン構築を目指します。

CCIM(Creative Composite Ishikawa Million)


長距離物資輸送用無人航空機技術の開発・実証~ハイブリッドVTOL機の技術開発と実証~

研究開発期間
令和6年度~令和10年度

本プロジェクトは、「経済安全保障重要技術育成プログラム(通称“KProgram”)」の一環として実施されるもので、NEDOの委託を受けて参画しています。

30~50kg程度の物資を最大1000km程度輸送できる、垂直離着陸可能な無人航空機の実現に向け、持続可能な航空燃料(SAF)等の代替燃料で運用可能なハイブリット動力システム、高出力モーター、軽量構造技術などの要素技術を開発し、それらを統合した試験機で評価試験を行います。

NEDO 長距離物資輸送用無人航空機技術の開発・実証


DX技術を活用した低コスト熱可塑CFRP製大型タンクの設計・製造技術の高度化

研究開発期間
令和7年度~令和9年度

ICCは、丸八株式会社および東京大学との連携により、JAXA宇宙戦略基金事業に採択されました。(JPJXSSF24MT05A01)本プロジェクトでは、約5年間でロケット用液体燃料を貯蔵する大型熱可塑CFRPタンクの製造技術確立を目指します。

具体的には、熱可塑CFRPの成形・融着・組立技術、マルチスケール・シミュレーションを活用した設計技術、成形工程のインライン検査技術を開発し、これらを統合したデジタルエンジニアリング・プラットフォームの構築を進めます。また、本成果の展開として、大型構造部材の成形技術を活用した航空機分野への応用も推進します。


分割プリフォーム式CFRP高圧水素タンクにおける高信頼性接合構造とハイレート製造プロセスの開発

研究開発期間
令和7年度~令和9年度

燃料電池自動車の普及に向けて、高圧水素タンクの生産性向上とコスト低減が重要な課題となっています。ICCは他の大学・企業と連携して、NEDO事業の一環として、これらの技術開発に取り組んでいます。

革新FCプロジェクトの後継事業として、特に本事業では、高い信頼性を有する接合構造の設計と、専用の製造装置(AFP等)による実用レベルの品質の達成に取り組んでいます。材料としてエポキシトウプレグと熱可塑性トウプレグの両方を検討しており、ICCは熱可塑性トウプレグを用いた製造プロセスの開発を担っています。


過去の研究プロジェクト

安全保障技術研究推進制度
海洋仕様のCFRPブレード接着接合構造に関する基盤技術の開発

研究開発期間:令和3年度~令和7年度

船舶のCO₂排出削減に向け、高効率なCFRP製プロペラへの期待が高まっています。本研究では、実用化の鍵となる「CFRPブレードと金属ボスの接合部」の耐久性向上に取り組み、長期間の塩水環境下でも性能が維持できる技術を確立しました。

ICCでは、海水中における接着劣化機構の解明を目的として、要素試験から構造体評価まで段階的に接着接合部の耐久性を検証しました。


革新FCプロジェクト

非FW/分割プリフォームおよび新規樹脂(REDOX硬化型樹脂)による
高圧水素タンクの革新的ハイレート製造プロセスの開発
研究開発期間:令和3年度~令和6年度

従来のFW法に代わり、ドーム部とシリンダー部で分割したプリフォームを熱可塑性トウプレグで作製し、低圧RTMで一体化する新しいプロセスを開発しました。さらに、構造成立性を数値解析と強度試験で検証しました。本手法によりヘリカル巻きによる冗長な炭素繊維使用量の削減とハイレート製造の両立が実証されました。ICCは樹脂システムと分割プリフォーム、及び高速樹脂注入プロセスの開発を担いました。


マルチロードパス構造による連装型水素タンクモジュールの研究開発
研究開発期間:令和4年度~令和6年度

本事業は、パッケージング性を飛躍的に改善した連装型タンクモジュール構造の開発を目的としており、ICCは内圧成形タンク用のドーム部開発を担いました。


COIプログラム
革新材料による次世代インフラシステムの構築拠点

              

研究開発期間:平成25年度~令和3年度

「革新素材」と「革新製造プロセス」の融合により、従来の鉄やコンクリートに代わる「革新構造材料」を開発し、次世代インフラシステムとして社会実装することに取り組みました。